長野県木材青壮年団体連合会主催の令和5年度木工工作コンクールには、総作品数3,711点が出品され審査の結果、箕輪町立箕輪東小学校4年 原蒼志郎さんの作品名「ぼくのひみつきち」が当基金理事長賞を受賞されました。令和5年11月18日(土)、長野市芸術館で表彰式が開催されました。
☆ドングリ苗育苗業務 (上伊那山林協会)編☆
緑の募金地区事業とは
当基金では皆様からいただいた緑の募金の一部を活用して、各地区緑化推進団体に地区事業交付金を交付しています。各団体は各地域の実情やニーズに応じた森林整備、緑豊かな生活環境づくり、次代を担う子どもたちの育成など様々な緑化活動を展開しています。令和5年度は、2団体(都合により3団体から2団体に変更となりました)について当基金が現地視察した状況をホームページで紹介しています。
信州大学農学部でのドングリ苗育苗事業とは
この事業は南箕輪村が村内にある信州大学農学部と連携して、大芝高原に植樹するためのクヌギやコナラの苗木を育成する事業です。これまで村立南箕輪小学校、南部小学校では、1年生は高原内でドングリ拾いを行い、2年生はそのドングリの種を信州大学農学部の苗畑に植え、信州大学農学部で育て管理した苗木を、3年生は再び大芝高原に植栽してきました。コロナのため最近は予定どおり進んでいませんが、現在農学部で育成中の苗木を植栽していく予定です。視察当日は、南箕輪村観光森林課の毛利係長様、北原様にご案内いただきました。(令和5年11月10日(金)視察実施)
大芝高原とは
大芝高原は、明治時代に村民の方々が、これまで馬のえさや田畑の肥料にする草を採っていた草原に何万本もの苗木を植え、現在は約150haの自然豊かな高原となりました。公園や多目的広場、キャンプ場のほか、森林セラピーロードも整備されています。
☆「やまんばの森づくりプロジェクト」チーム 上田女子短期大学付属幼稚園裏山の整備編☆
緑の募金地区事業とは
当基金では皆様からいただいた緑の募金の一部を活用して、NPOや任意団体の自発的な活動による森林整備、緑化推進等の事業を応援しています。令和5年度は19団体が公募事業に採択され、このうち7団体について当基金が現地視察した状況をホームページで紹介しています。
「やまんばの森づくりプロジェクト」とは
プロジェクトチームは、特色ある歴史・文化や地域の精神性を有する、上田女子短期大学付属幼稚園裏山 唐臼山(やまんばの森と呼んでいます)の森林整備や環境緑化を、幼稚園児や卒園児、その保護者、学生、地域住民が協働して行うことで、人間・鳥・虫たちが集い共に過ごすことのできる森を創り、環境緑化への意識を高めることを目的としています。当日は、上田女子短期大学 幼児教育学科の酒井真由子教授に御案内していただきました。(令和5年11月2日(木)視察実施)
「やまんばの森」とは
30年ほど前に、唐臼山の頂上に樹齢約200年の老松があり、幼稚園児が絵本を見てこの松を「やまんばの木」と呼ぶようになりました。ここからこの里山を「やまんばの森」と称しています。頂上には「二木社」跡の雷神の祠、西側には「唐臼社」跡があります。この里山は、短期大学が開校する数十年前までは地元住民の生活に大きく関わっていました。地元の高齢者の記憶に基づき、中腹から以前貯蔵室だった横穴が発見されています。
☆今泉森の仲間 ソウルサウンドライアーの調べを森林で聞く編☆
緑の募金地区事業とは
当基金では皆様からいただいた緑の募金の一部を活用して、NPOや任意団体の自発的な活動による森林整備、緑化推進等の事業を応援しています。令和5年度は19団体が公募事業に採択され、このうち7団体について当基金が現地視察した状況をホームページで紹介しています。
今泉森の仲間の活動とは
今泉森の仲間は、塩尻市有林の下草刈りやチェーンソーの講習会、森林セラピーを感じながらのヨガ教室などを企画し、一般市民の里山整備への積極的参加意識の醸成を目的として活動しています。当日は、今泉南テクノヒルズ産業団地内の塩尻市有林において、ソウルサウンドライアーの演奏を森の中で聞く体験をしました。(令和5年10月29日(日)視察実施)
ソウルサウンドライヤーとは
ライヤーは100年ほど前に生まれた新しい楽器で、両手で抱える大きさの基材(主に桜やカエデ)のいろいろな形の板に、数十本のスチール弦(3本ずつ同じ音程となっている)が張ってある。音階や楽譜はなく、自由に奏でる音色は暖かな柔らかい癒しの音。共鳴箱はないので、音の振動を直接伝えることができるため、頭や身体にのせて演奏すると振動とともに身体中に響きわたり、音楽療法として病院でも活用している。
令和5年10月14日(土)、飯山市 戸狩温泉スキー場において、令和5年度北信州森林祭が開催されました。今回は「第73回長野県植樹祭(北信会場)」として県植樹祭と併催です。式典では、今泉中部森林管理局長、阿部県知事のあいさつ等の後、地元みどりの少年団から「みどりの誓いのことば」があり、オリオンゲレンデにバスで移動して植樹を行いました。約220名の参加者は、秋晴れの下、ブナやミズナラなど500本を植えました。
絵本「木が伝えてくれる物語」シリーズの第2弾として2009年10月25日に第1刷発行しました”おおまきの唄がきこえる” 題材となった小黒川のミズナラのある地域阿智村清内路(絵本発刊取材当時は下伊那郡清内路村)。その地元小学校でもある清内路小学校全児童23名への寄贈としてお届けいたしました。
放課後支援コーディネーターの方の指導のより、児童たちがこの絵本を使ったお芝居を披露する予定(10/28日清内路文化祭)
「木が伝えてくれる物語」シリーズの企画・立案者でもある合同会社風来舎寺島純子氏から、取材当時のエピソードやストーリー、児童の皆へのメッセージを伝えていただきました。
当基金は、このたび、長野県が発行する「グリーンボンド」への投資を表明します。
「グリーンボンド」とは、気候変動の緩和・気候変動への適応に資するプロジェクトなどの資金調達のために発行される債券のことであり、ESG※投資の対象となります。本債券は、ICMA(国際資本市場協会)が定義する「グリーンボンド原則2021」、及び「環境省グリーンボンドガイドライン2022年版」への適合性について、株式会社日本格付研究所(JCR)から検証を受けており、最上位である「Green1」の評価を取得しております。本債券の発行による調達資金は、2050年の二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロの達成(緩和)と気候変動に起因した自然災害による被害の回避・軽減(適応)に向けて、長野県が取り組むための環境施策に充当されます。当基金は本債券を購入することで、長野県が取り組んでいる環境施策事業を支援してまいります。
※ ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと
<本債券の概要>
銘柄 長野県令和5年度第3回公募公債(グリーンボンド(10年))
年限 10年
購入額 1億円
発行日 令和5年10月25日
緑の募金地区事業とは
当基金では皆様からいただいた緑の募金の一部を活用して、NPOや任意団体の自発的な活動による森林整備、緑化推進等の事業を応援しています。令和5年度は19団体が公募事業に採択され、このうち7団体について当基金が現地視察した状況をホームページで紹介しています。
火とぼし山の再整備とは
北真志野里山整備利用推進協議会は、諏訪湖の南に位置する里山「火とぼし山」の登山道、遊歩道を再整備して、地元小学生、区民、近隣住民の健康増進の場とするとともに、地域の活性化を目指しています。江戸時代、諏訪藩主やその家族が亡くなった時、旧真志野村民が新盆に大きなタイマツを扇状に立てて送り火として灯したことが山名の由来と伝えられています。視察当日は、麓の西山公園から展望台まで、往路は二本松コースを復路は南俣コースを使って往復しました。(令和5年10月4日(水)視察実施)
二本松コース
展望台
南俣コース
緑の募金地区事業とは当基金では皆様からいただいた緑の募金の一部を活用して、NPOや任意団体の自発的な活動による森林整備、緑化推進等の事業を応援しています。令和5年度は19団体が公募事業に採択され、このうち7団体について当基金が現地視察した状況をホームページで紹介しています。
坪井のしだれ桜樹勢回復作業とは
坪井の桜・墓地管理組合は、上高井郡高山村の坪井墓地敷地内にある「坪井のしだれ桜」や墓地の管理維持を行っている団体です。樹齢500~600年と言われているこの桜は高山村を代表する長寿木で、村指定の天然記念物。樹高は約10m、幹の周囲は約8m、枝張りは東西に約14mにもなります。一年でも長く後世に残すため、樹勢回復作業(危険木枯れ枝剪定、土壌改良)のほか、地域住民が参加して桜の周辺環境整備や樹木医の講習会、歴史に関する学習会も開催しています。(令和5年9月28日(木)視察実施)
※ 高山村役場から満開時の「坪井のしだれ桜」の写真を提供いただきました。
10月7日(土)10:30~
10月8日(日)11:00~
場所:安曇野市堀金総合体育館 サブアリーナ
安曇野市堀金烏川2662 入場無料です!
烏川渓谷緑地開園20周年記念イベント会場にて開催。
会場内には絵本の原価展示、作者によるサイン会も実施予定!
メイン会場では安曇野環境フェア2023 ゼロカーボン
(未来につなごう、安曇野の自然)開催されます。