令和6年度「緑の募金」「緑と水の森林ファンド」活動助成WEB相談会の開催について

~お知らせ~

国土緑化推進機構では、一般公募により森林に関わる市民活動を助成支援します。
令和6(2024)年度「緑の募金」「緑と水の森林ファンド」の募集期間は2月1日~3月15日です。

これらの助成プログラムに関するご相談等をオンラインでお受けする個別相談会を開催します。今後、新しく 森林づくりに関する事業を立ち上げ、助成金の申請をご検討の方で、ご不明点や相談事項のある団体様は、以下よりお申し込みください。

『緑のボランティア活動助成 WEB相談会2024』

【日時】
■緑の募金 《 集合相談形式 》
2024年2月9日 (金) 16:00~17:30、2月22日(木)13:30~14:30、3月8日(金)15:00~16:00

■緑と水の森林ファンド  《 個別相談形式 》
2024年2月5日(月)、2月16日(金)、2月28日(水)、3月7日(木)
13:30~17:10 の間、1団体あたり15分程度

【内容】助成プログラムに関するご相談、質疑応答

【開催方法】zoom(個別に日時と参加urlをメールでご案内します。)

【申込フォーム】 (申し込み最終〆切:2024年3月6日(水)17時)
緑の募金 https://forms.office.com/r/b9yszJuU7N
緑と水の森林ファンド https://forms.office.com/r/7TEZBZ3gTf

助成概要

◆緑の募金 (助成ガイド)
https://www.green.or.jp/bokin/volunteer/activity-support

◆緑と水の森林ファンド (公募要領)
https://www.green.or.jp/news/fund2024-recruitment/

 

絵本美術館&コテージ森のおうちへの絵本寄贈

安曇野市にあります絵本美術館&コテージ森のおうちへ当基金は発刊する絵本「木が伝えてくれる物語」シリーズを寄贈したところ、コーナーを設置してくださいました。

巨樹古木シリーズ全5巻

森のくまさんシリーズ2巻(在館本をのぞく)

399-8301

長野県安曇野市穂高有明2215-9
絵本美術館&コテージ 森のおうち
学芸員 米山 裕美
TEL0263-83-5670
FAX0263-83-5885
http://www.morinoouchi.com

 

左 名誉館長 酒井倫子さん 右 イラストレーター藤岡牧夫氏(2023.11.24撮影)


 

■令和5年度長野県児童・生徒木工工作コンクール 長野県緑の基金理事長賞が決まりました

長野県木材青壮年団体連合会主催の令和5年度木工工作コンクールには、総作品数3,711点が出品され審査の結果、箕輪町立箕輪東小学校4年 原蒼志郎さんの作品名「ぼくのひみつきち」が当基金理事長賞を受賞されました。令和5年11月18日(土)、長野市芸術館で表彰式が開催されました。

緑の基金理事長賞を授与

 

 

 

 

県産材のスギで製作した表彰状

受賞者の記念撮影

 

 

 

 

 

 

表彰式会場に展示された作品

 

 

 

 

 

 

緑の基金理事長賞 作品名「ぼくのひみつきち」

 

■令和5年度 緑の募金地区事業 現地視察 NO.2

☆ドングリ苗育苗業務 (上伊那山林協会)編☆

緑の募金地区事業とは

当基金では皆様からいただいた緑の募金の一部を活用して、各地区緑化推進団体に地区事業交付金を交付しています。各団体は各地域の実情やニーズに応じた森林整備、緑豊かな生活環境づくり、次代を担う子どもたちの育成など様々な緑化活動を展開しています。令和5年度は、2団体(都合により3団体から2団体に変更となりました)について当基金が現地視察した状況をホームページで紹介しています。

信州大学農学部でのドングリ苗育苗事業とは

この事業は南箕輪村が村内にある信州大学農学部と連携して、大芝高原に植樹するためのクヌギやコナラの苗木を育成する事業です。これまで村立南箕輪小学校、南部小学校では、1年生は高原内でドングリ拾いを行い、2年生はそのドングリの種を信州大学農学部の苗畑に植え、信州大学農学部で育て管理した苗木を、3年生は再び大芝高原に植栽してきました。コロナのため最近は予定どおり進んでいませんが、現在農学部で育成中の苗木を植栽していく予定です。視察当日は、南箕輪村観光森林課の毛利係長様、北原様にご案内いただきました。(令和5年11月10日(金)視察実施)

大芝高原とは

大芝高原は、明治時代に村民の方々が、これまで馬のえさや田畑の肥料にする草を採っていた草原に何万本もの苗木を植え、現在は約150haの自然豊かな高原となりました。公園や多目的広場、キャンプ場のほか、森林セラピーロードも整備されています。

広大な高原のため車で移動

 

 

 

 

 

 

森林セラピーロードの案内板

 

 

 

 

 

 

ドングリ拾いを行っていた場所

ドングリ拾いを行っていた場所

樹木の解説板

 

 

 

 

 

 

 

大芝高原の成り立ちについての解説板

 

 

 

 

 

 

 

中学校林の案内板

ドングリの苗木を植樹していた場所

 

 

 

 

 

 

ドングリの苗木を植樹していた場所

 

 

 

 

 

 

 

信州大学農学部のキャンパス

 

 

 

 

 

 

現在、育苗中の苗木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■令和5年度 緑の募金公募事業 現地視察 NO.7

☆「やまんばの森づくりプロジェクト」チーム 上田女子短期大学付属幼稚園裏山の整備編☆

緑の募金地区事業とは

当基金では皆様からいただいた緑の募金の一部を活用して、NPOや任意団体の自発的な活動による森林整備、緑化推進等の事業を応援しています。令和5年度は19団体が公募事業に採択され、このうち7団体について当基金が現地視察した状況をホームページで紹介しています。

「やまんばの森づくりプロジェクト」とは

プロジェクトチームは、特色ある歴史・文化や地域の精神性を有する、上田女子短期大学付属幼稚園裏山 唐臼山(やまんばの森と呼んでいます)の森林整備や環境緑化を、幼稚園児や卒園児、その保護者、学生、地域住民が協働して行うことで、人間・鳥・虫たちが集い共に過ごすことのできる森を創り、環境緑化への意識を高めることを目的としています。当日は、上田女子短期大学 幼児教育学科の酒井真由子教授に御案内していただきました。(令和5年11月2日(木)視察実施)

「やまんばの森」とは

30年ほど前に、唐臼山の頂上に樹齢約200年の老松があり、幼稚園児が絵本を見てこの松を「やまんばの木」と呼ぶようになりました。ここからこの里山を「やまんばの森」と称しています。頂上には「二木社」跡の雷神の祠、西側には「唐臼社」跡があります。この里山は、短期大学が開校する数十年前までは地元住民の生活に大きく関わっていました。地元の高齢者の記憶に基づき、中腹から以前貯蔵室だった横穴が発見されています。

上田女子短大の正面。この真裏に里山がある

 

 

 

 

やぶを払って整備された遊歩道

中腹から発見された貯蔵庫の横穴

 

 

 

 

 

 

里山で見つかったシカの骨

 

 

 

 

 

 

西側にある唐臼社跡

園児が設置した道標

 

 

 

 

 

 

植樹した苗木

 

 

 

 

 

 

頂上付近の広場

「やまんばの木」の切り株

園児が樹木に命名

雷神の祠

里山についての解説板

頂上からふもとに下る遊歩道

里山の中に短期大学で活用している茶室がある

整備された遊歩道

ふもとでは、園児の皆さんが里山の枝や落ち葉を使って焼き芋をつくっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■令和5年度 緑の募金公募事業 現地視察  NO.6

☆今泉森の仲間 ソウルサウンドライアーの調べを森林で聞く編☆

緑の募金地区事業とは

当基金では皆様からいただいた緑の募金の一部を活用して、NPOや任意団体の自発的な活動による森林整備、緑化推進等の事業を応援しています。令和5年度は19団体が公募事業に採択され、このうち7団体について当基金が現地視察した状況をホームページで紹介しています。

今泉森の仲間の活動とは

今泉森の仲間は、塩尻市有林の下草刈りやチェーンソーの講習会、森林セラピーを感じながらのヨガ教室などを企画し、一般市民の里山整備への積極的参加意識の醸成を目的として活動しています。当日は、今泉南テクノヒルズ産業団地内の塩尻市有林において、ソウルサウンドライアーの演奏を森の中で聞く体験をしました。(令和5年10月29日(日)視察実施)

ソウルサウンドライヤーとは

ライヤーは100年ほど前に生まれた新しい楽器で、両手で抱える大きさの基材(主に桜やカエデ)のいろいろな形の板に、数十本のスチール弦(3本ずつ同じ音程となっている)が張ってある。音階や楽譜はなく、自由に奏でる音色は暖かな柔らかい癒しの音。共鳴箱はないので、音の振動を直接伝えることができるため、頭や身体にのせて演奏すると振動とともに身体中に響きわたり、音楽療法として病院でも活用している。

 

 

「今泉の森」入口

「今泉森の仲間」代表 小沢利美さんのあいさつ

ライヤー演奏者 小島真理子さん(左)、宮坂香央利さん(右)

 

 

 

 

 

バードコールも使って演奏

 

 

 

 

 

 

空缶に水を入れて作った手製の楽器。川のせせらぎの音のよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体の上にのせて演奏

 

 

 

 

 

 

足裏に触れながらの演奏

 

 

 

 

 

 

背中に触れながらの演奏

頭の上にのせて演奏

 

 

 

 

 

風の音を出す楽器

 

 

 

 

 

 

参加者で記念撮影

最後に焚火でマシュマロを焼く