令和5年10月14日(土)、飯山市 戸狩温泉スキー場において、令和5年度北信州森林祭が開催されました。今回は「第73回長野県植樹祭(北信会場)」として県植樹祭と併催です。式典では、今泉中部森林管理局長、阿部県知事のあいさつ等の後、地元みどりの少年団から「みどりの誓いのことば」があり、オリオンゲレンデにバスで移動して植樹を行いました。約220名の参加者は、秋晴れの下、ブナやミズナラなど500本を植えました。
絵本「木が伝えてくれる物語」シリーズの第2弾として2009年10月25日に第1刷発行しました”おおまきの唄がきこえる” 題材となった小黒川のミズナラのある地域阿智村清内路(絵本発刊取材当時は下伊那郡清内路村)。その地元小学校でもある清内路小学校全児童23名への寄贈としてお届けいたしました。
放課後支援コーディネーターの方の指導のより、児童たちがこの絵本を使ったお芝居を披露する予定(10/28日清内路文化祭)
「木が伝えてくれる物語」シリーズの企画・立案者でもある合同会社風来舎寺島純子氏から、取材当時のエピソードやストーリー、児童の皆へのメッセージを伝えていただきました。
当基金は、このたび、長野県が発行する「グリーンボンド」への投資を表明します。
「グリーンボンド」とは、気候変動の緩和・気候変動への適応に資するプロジェクトなどの資金調達のために発行される債券のことであり、ESG※投資の対象となります。本債券は、ICMA(国際資本市場協会)が定義する「グリーンボンド原則2021」、及び「環境省グリーンボンドガイドライン2022年版」への適合性について、株式会社日本格付研究所(JCR)から検証を受けており、最上位である「Green1」の評価を取得しております。本債券の発行による調達資金は、2050年の二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロの達成(緩和)と気候変動に起因した自然災害による被害の回避・軽減(適応)に向けて、長野県が取り組むための環境施策に充当されます。当基金は本債券を購入することで、長野県が取り組んでいる環境施策事業を支援してまいります。
※ ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字を合わせた言葉。「ESG投資」とはこれらの要素を重視・選別して行う投資のこと
<本債券の概要>
銘柄 長野県令和5年度第3回公募公債(グリーンボンド(10年))
年限 10年
購入額 1億円
発行日 令和5年10月25日
緑の募金地区事業とは
当基金では皆様からいただいた緑の募金の一部を活用して、NPOや任意団体の自発的な活動による森林整備、緑化推進等の事業を応援しています。令和5年度は19団体が公募事業に採択され、このうち7団体について当基金が現地視察した状況をホームページで紹介しています。
火とぼし山の再整備とは
北真志野里山整備利用推進協議会は、諏訪湖の南に位置する里山「火とぼし山」の登山道、遊歩道を再整備して、地元小学生、区民、近隣住民の健康増進の場とするとともに、地域の活性化を目指しています。江戸時代、諏訪藩主やその家族が亡くなった時、旧真志野村民が新盆に大きなタイマツを扇状に立てて送り火として灯したことが山名の由来と伝えられています。視察当日は、麓の西山公園から展望台まで、往路は二本松コースを復路は南俣コースを使って往復しました。(令和5年10月4日(水)視察実施)
二本松コース
展望台
南俣コース